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大日本印刷株式会社 様導入事例 / SecurePrint!

社員証をタッチしないと印刷できないシステムを構築
SSFC規格の社員証と複合機を組みあわせた認証印刷で
紙による情報漏えいを極小化

「未来のあたりまえを作る。」をキャッチフレーズとして印刷の可能性を追求し続ける
大日本印刷株式会社様(以下、DNP)は、プリント環境の統合とセキュリティ強化をめざして
「SecurePrint!」の全社的な導入に取り組んでいます。
ICカードの標準規格「SSFC」のコンソーシアムを取りまとめているDNPが、
ICカードによる認証印刷ソリューションとして「SecurePrint!」を導入した背景、
理由、成果について、大日本印刷株式会社システム統括部部長の鬼塚栄治氏、
株式会社DNP情報システム ICT サービス第1部の両部篤司氏、佐藤 晋氏にお聞きしました。

導入ポイント/導入効果

  1. 1 紙からの
    情報漏えいを
    極小化
  2. 2 プリント環境の
    一括管理で
    全体最適化
  3. 3 複数メーカーの
    複合機のログを
    一括収集

導入の背景

世界最大規模の印刷会社が取り組む「働き方」の変革

大日本印刷株式会社
情報システム本部 システム統括部部長
鬼塚 栄治 氏

大日本印刷株式会社(以下、DNP)は、1876(明治9)年に創業してから「印刷」の可能性を追求しつづけてきた総合印刷会社だ。「未来のあたりまえを作る。」をキャッチフレーズとして展開する製品とサービスは、紙媒体にとどまらず、電子デバイス、環境、エネルギーなど多岐にわたる。ICカード分野の先駆者であり、セキュアな社員認証とOA機器利用をICカードで実現する標準規格「SSFC」の事務局を運営している。
そのDNPが、全社的に取り組んでいるテーマのひとつが「働き方の変革」だ。「世の中の様々なニーズが大きく変わっていく中、お客様が抱えている課題をこちらから発見し解決できる企業へと、私たちも変わらなければなりません。そのためには、働き方も変えていく必要があります。そのサポートをIT面からも展開しています」と鬼塚氏は語る。いち早くシンクライアントの導入を推進し、社外でも社内と同様に仕事ができる環境の構築は、ほぼ完了しているという。従業員1万人以上というスケールメリットを活かして、新しい技術を自ら検証できることはDNPの強みであり、それ故に「未来のあたりまえを作る。」というフレーズには説得力がある。
シンクライアント導入に続いて同社が取り上げた課題が「プリント環境」だ。例えば、複合機などから出力されたプリントは、放置されたり、置き忘れられたりすることが多く、情報漏えいの大きな原因となっている。「そこでSSFCと複合機を組みあわせ、利用者が社員証をタッチしなければ出力されないシステムを構築し、紙からの情報漏えいリスクを極小化しようと考えました」と両部氏は振り返る。
企業のプリント環境をめぐる課題はセキュリティだけではない。所属部署のプリンターしか使えない、特定のプリンターだけが混雑する、利用状況をトータルに把握できないなど、運用管理面やコスト面でもさまざまな問題が山積している。「プリント環境を全社一括で管理することによって、そうした課題を解消し、運用管理の全体最適化をめざしたのです」と両部氏は語る。そこで導入されることになったのが、シーイーシーの「SecurePrint!」だ。

数百台のPCごとに対応する作業負荷 プリンタードライバーの更新に悩み

もう一つの課題として、複合機・プリンターの入れ替えの度に、クライアントPCによって印刷対応できないケースがあったという。加えて、プリンターやPC、OSのバージョンアップなどの更新時に発生するプリンタードライバーの設定作業の負荷が大きかったことである。「これまでドライバーの更新がある度に、社内にある数百台のPCをチェックし、対象端末ごとにインストールやプリンター設定に対応してきました。100%完了するまで時間もかかり、これがかなりの負担となっていました」(小澤氏)。

導入の決め手と効果

マルチベンダーに対応できる製品と実績が導入の決め手に

株式会社DNP情報システム
システム技術本部 ICTサービス第1部
佐藤 晋 氏

プリント環境の全社的な統合はインフラ構築に相当するため、長期間安定的に維持できることが大前提だ。「そのためには、しっかりした事業基盤とポリシーのもとで製品を展開していることが重要。その点、シーイーシーはバランスが良いと感じました」と鬼塚氏は指摘する。さらに「独立性も重視しました。マルチベンダーの製品を選り抜いてマッチしたのがSecurePrint!でした」と両部氏。複数メーカーの複合機が社内に混在している以上、マルチベンダーは重要なポイントだ。佐藤氏も「シーイーシーは各複合機メーカーの仕様に精通していて、非常に心強い」と評価する。あらゆる複合機を扱ってきたシーイーシーのノウハウが導入時に威力を発揮しているようだ。

セキュリティと運用管理に確かな成果

SecurePrint!を導入すると、社員証を複合機にタッチしなければ印刷できなくなる。情報漏えいリスクを極小化できる一方で、利便性を損なわないよう心がけたという。「導入してみると、ほとんど問題ありませんでした。むしろ印刷時に社員証をタッチすることは、情報漏えいへの意識を高めることに役立ちました」と両部氏は証言する。利用者の意識を変えることはセキュリティの基本。ICカードとセキュリティ技術の組みあわせは、心理的にも相性が良いようだ。「どのメーカーの複合機も同じ操作で使えるようになります。複合機側にも同じ操作画面が表示されますから、利用者は迷うことなく操作できます」と、佐藤氏は利便性向上を指摘する。

株式会社DNP情報システム
システム技術本部 ICTサービス第1部
両部 篤司 氏

SecurePrint!は、全社のプリント環境を一元管理できるため、運用管理面でのメリットも大きい。「従来、複合機のログはメーカーごとに収集していましたが、SSFCのプリンター統合管理(PRIS)という規格によってマルチベンダーのログ収集が可能になり、利用実態を非常に把握しやすくなりました」と、佐藤氏は語る。「機種ごとにインストールしていたドライバーも、ひとつのツールで済むようになり、管理負担は大きく軽減されました」
SecurePrint!の導入は、セキュリティ面でも運用管理面でも確かな成果を上げているようだ。

今後の展望

次の目標は紙のデータのセキュアな電子化

導入効果があったとは言え、SecurePrint!によるプリント環境の統合はようやくスタート地点に立ったところだ。「DNPグループの標準環境として、これから数万人規模でユーザーが増えてきます。予期せぬトラブルも起こると思いますので、その点、シーイーシーの迅速確実なサポートは心強いですね」と両部氏は期待をにじませる。
その一方で、プリント環境統合のさらに先を見据えた展開もスタートしている。「SecurePrint!の導入によって、DNP全拠点で統合印刷サービスを使えるようにするという技術的なハードルは、ほぼクリアしたと考えています」と語るのは鬼塚氏だ。「次は、紙のデータをセキュアに電子化するということを、同じ仕組みの中で実現していきたいですね。紙のデータの個人保有を極小化したい。ICカードと複合機の機能をどこまで活用し尽くせるのか、ということについて、シーイーシーには大きな期待を寄せています」

本 社
東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号
設 立
1876(明治9)年10月9日
代表者
北島 義俊
事業内容
各種印刷、パッケージ、建材、ディスプレイ製品、電子デバイス、ITソリューション等の提供
URL
http://www.dnp.co.jp/

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