SmartSESAMEのお客様の声をご紹介 - 導入事例
【お客様ご担当者様】 事業推進部:中村 正様
NTTコムウェア東日本様の情報セキュリティマネジメント関連(ISMS等)、個人情報保護マネジメント関連(PMS等)、
品質マネジメント関連(QMS等)、環境マネジメント関連(EMS等)の推進、全社展開をご担当されています。
NTTコムウェア東日本株式会社(以下、NTTコムウェア東日本)では“倫語厳守”という言葉を用いて、セキュリティの重要性を認識しています。「倫」とは「人の守るべき道」、「語」とは単に「話す」「言葉」の意味だけでなく、「コミュニケーション」を通してお互いに認識を深めるという意があります。つまり一人ひとりが自覚を持ち、倫理のキーワードを守っていくー。そこに当社の情報セキュリティへの思いがあらわれています。
「2007年度情報セキュリティインシデントに関する報告書」によると、紙媒体からの情報漏えいは40%に上ると報告されています(出展:NPO 日本ネットワークセキュリティ協会2007年度情報セキュリティインシデントに関する調査報告書Ver.1.5)。当社でも、毎日プリンタから大量に印刷される「紙媒体」の管理を、いかに人手やコストをかけずにコントロールするかがカギでした。特に、印刷したお客様の提出資料に他の情報が混ざってしまっていたり、印刷したはずの資料がなくなるなど、何気ない日常の業務が情報漏えいに発展してしまうことを懸念していました。
セキュリティ強化の認識が高まるにつれ、個人認証の必要性と、より高度なユーザの認証システム導入が求められてきました。この対策として、印刷した資料を本人が確実に受け取ることができる「ICカード認証プリントシステム」の導入を検討しました。その結果、プリンタメーカーや機種を選ばず、かつ容易に「ICカード認証プリントシステム」が構築できる 「SecurePrint!」の導入を決定しました。
「SecurePrint!」を選定した第一の理由は、現在の環境でも容易に「ICカード認証プリントシステム」を構築することができるという点です。現在NTTコムウェア東日本では、本社および地方事業所あわせて4ヵ所で業務を行っていますが、各々の拠点で稼動しているプリンタは、複数社・多機種に渡っています。
プリンタメーカーの提供している「認証プリントシステム」も存在していますが、一社に統一した場合、プリンタの入替費用など多額な費用が発生してしまうことが想定されました。ところが「SecurePrint!」を導入した場合、認証用サーバ、および認証用デバイスであるICカードリーダ、ICカードの導入だけで済んでしまいます。この点について評価しました。
プリンタメーカー製の「認証プリントシステム」およびもう一社の類似製品と比較しましたが、コスト面で「SecurePrint!」の優位性を認め、導入を決定しました。
NTTコムウェア東日本でのSecurePrint!の運用はまだ開始したばかりですが、使い勝手がよく、放置プリントがなくなる、必要なものしか印刷しなくなるなど、紙資源削減にも効果を発揮しています。SecurePrint!を導入したことによって、誰が、いつ、何を印刷したかが印刷ログ管理によって把握できるようになりました。また、印刷状況が把握しやすくなっただけでなく、社員の印刷に対するコスト意識も高まり、地球温暖化防止に役立つCO2削減へつながっています。
SecurePrint!の選定理由について、中村氏は、SecurePrint!に期待を込めて次のように話します。「SecurePrint!は、ほとんどのプリンタに対応できましたが、プリンタによっては、メーカー標準のプリンタドライバではなく、機種固有のドライバでかつ独自ポートを利用していたため、対応が難しかった機種がありました。プリンタメーカーや機種に幅広く対応しているのが、特長なので、今後ますます対応機種の幅が拡っていくといいですね。SecurePrint!の拡張性と柔軟性に、ますます期待しています 」。
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