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東芝情報機器株式会社 様導入事例 / SecurePrint!

メーカーを問わず、選んだ複合機から“かざして”印刷。
“利便性とセキュリティ、コスト削減。SecurePrint!の導入効果を実感。
良い商品だからこそ、我々のお客様にも推奨していきたい。”

近年、企業のIT環境は高度・多様化し、ハードウェア・ソフトウェア・サービス
などの垣根を越えた価値の提供が求められています。
東芝グループのITソリューション事業分野の中核を担う東芝情報機器は、こうしたニーズにいち早く対応するため、
販売機能と保守サポートを融合したオフィス機器周辺のソリューションビジネスを展開しています。本社移転を機に複合機、
プリンターの集約を図るなどオフィス全体の最適化を実現するなか、メーカーを問わず認証印刷できる仕組みとして、
シーイーシーのマルチメーカー対応認証印刷基盤「SmartSESAME SecurePrint!」を導入しました。
導入から約10年が経過した今では、東芝情報機器が展開するソリューションラインアップの一つとして
お客様への提案にも活用しています。

導入ポイント/導入効果

  1. 1 複数メーカーの複合機や
    プリンターが混在する環境
    でも認証印刷を総合的に管理
  2. 2 ISO27001取得に向け
    全社的なセキュリティ対策
    強化につながる
  3. 3 東芝情報機器が推奨する
    マルチベンダー製品の一つに
    SecurePrint!を選択

導入の背景

本社移転を機に出力環境を見直しマルチ環境での認証印刷システムを検討

東芝グループのITソリューション事業分野の中核を担う東芝情報機器は1954年の設立以来、東芝ブランドのPCやサーバー、複合機などの販売から保守サポート、オフィス機器周辺のソリューションビジネスを展開してきました。現在では、多様化するお客様のニーズに応えるため、マルチベンダーの製品ラインアップを取り揃えるとともに、IT運用すべてのフェーズでお客様を支援するライフサイクル・マネジメント・ソリューションも推進しています。

近年は、タブレットPCを活用したデジタル教科書など教育分野のほか、飲食店向けのオーダーシステム、中堅・中小企業向けのクラウドサービスにも注力。東芝グループの総合力を活かした「dynaCloud(ダイナクラウド)」は、クライアントデバイスや回線、保守・運用サポートのほか、SaaSやIaaSなどの各種サービスをワンストップで利用できるオールインワン・クラウドサービスで、顧客層を拡大しています。

特に、東芝ブランド製品で長年培ってきたハードウェア・ソフトウェアに精通した技術力と提案力は、顧客から高い信頼と評価を得ています。経営企画統括部 部長の加藤 雅裕氏は、「PCやタブレット端末だけの販売は、今後ますます厳しくなることが予想されます。昨今注目されているIoT(Internet of things)を例に、あらゆる情報がデジタル化されネットワークにつながる時代を迎えています。当社でもワンストップで対応できる強みを活かし、ハードとサービス、サポートを一体化したメニューづくりを強化しています」と話す。

実際に東芝情報機器では、PCやスマートデバイス、複合機/プリンターなどIT機器の枠にとどまらず、数多くのメーカー、SIer、ベンダーとのパートナーシップを推進。お客様の環境やニーズに応じてアプリケーションやサービスを組み合わせた“マルチベンダー”に対応したソリューションを豊富に取り揃えているのも東芝情報機器の強みとなっています。

マルチベンダー対応でビジネスを拡大する東芝情報機器ですが、SecurePrint!を導入したのは本社移転がきっかけでした。「2007年10月に本社を豊洲に移転することになり、ワークスタイル環境の変革とともに、すでに事業部門で取得していたISO27001(ISMS:情報セキュリティマネジメントシステム)を全社に拡大するなど、情報セキュリティ対策を強化する絶好のタイミングでした」と話すのは、経営企画統括部 情報システム部 運用担当 グループ長の渡辺 昌治氏。

導入の決め手と導入効果

メーカーや機種を問わない唯一の製品 マルチ環境対応のSecurePrint!に注目

旧オフィスでは必要以上に出力機器が増加し、結果として利用頻度のバラつきや放置印刷、印刷物の紛れ込みといった情報漏えいリスクなど出力環境を取り巻く課題も増えていました。そこで同社は、移転を契機として従来のワークスタイル刷新や組織全体の業務改革とともに推進したのが情報セキュリティ対策の強化でした。ISO27001(ISMS:情報セキュリティマネジメントシステム)の全社取得に向けて取り組むなか、紙媒体の情報漏えい対策として、ユーザー認証による印刷の仕組みに着目しました。

すでに東芝製の複合機なども取り扱っていたため、認証印刷機能は熟知していた同社でしたが、一つの課題に突き当たったという。「私たち自身がマルチベンダー対応を推進しているように、オフィス内には東芝製の複合機に加えて複数メーカー・機種が混在した出力環境で利用しています。このため、メーカーごとに認証システム専用のサーバー構築やICカードを準備するなどコスト面や運用面で負荷が増えることは避けたく、解決策を模索していました」と渡辺氏は当時を振り返ります。

こうした状況に対して、メーカーや機種を問わず、どこからでもかざして印刷できる認証印刷システムを探し、シーイーシーの提供するSmartSESAME SecurePrint!にたどり着いたという。

想定したセキュリティ対策だけでなくムダ印刷や印刷コスト削減の効果も

写真】フロア内の部門(島)ごとに配置していた複合機・プリンターの集約化やゾーニングなど出力環境の最適化を実現しています。

従来の印刷スタイルから大きく変化した点は、第一に情報漏えいリスクから解放されたことが挙げられます。複合機やプリンターにカードをかざして印刷される仕組みのため、「人事データや顧客・売上データなど重要な情報を出力して、走って取りに行く心配がなくなりました」と加藤氏は評価。さらに、印刷キャンセル機能によって、従来では出しっ放しの印刷物もユーザー自身で削除したり、設定時間内に認証されないと自動的に印刷ジョブが削除されることで、印刷コスト削減につながっています。

今後の展望

導入効果を実感。良い商品だからこそ、我々のお客様にも推奨していきたい

導入から約10年にわたってSecurePrint!を活用する東芝情報機器。いまや“当たり前のセキュリティ対策”として本社オフィスで使われています。加藤氏は、「利用者が意識することなく、万全なセキュリティ環境を実現できることこそ、在るべき姿だと考えています。SecurePrint!は長年使い続けるなかで、私たちユーザーやパートナーの声に耳を傾け、進化している製品だと感じています」と大きな信頼を寄せています。

東芝情報機器のセールス商材として、セキュリティソリューションの一つに据えられているSecurePrint!について、PCマーケティング統括部 PC企画部 事業推進担当 グループ長の石田 康弘氏は、「セキュリティの強化やコスト削減など、私たちが効果を実感し、良い商品だと感じたからこそ、自信をもってお客様にも推奨できます」と話し、引き続きシーイーシーとのパートナーシップを強化しながら、エンドユーザー向けの提案、さらには成功事例なども相互に共有していきたいと抱負を語りました。

現在、パートナー各社との連携によるシナジーを高め、タブレット端末など新たな製品・技術を活かしたソリューションを展開する東芝情報機器。今後は、東芝ブランドの総合力をベースに、ゼロクライアント端末といった強固なセキュリティ対策のほか、各種機器のログとカスタマーサポート情報を合わせた、故障予知・早期検出など新しいサービスへも照準を合わせています。時代のニーズを先読みした新しいソリューションの展開に期待が膨らみます。

本 社
東京都江東区豊洲5-6-15 (NBF豊洲ガーデンフロント)
代表者
代表取締役社長 影山 岳志
設 立
1954年(昭和29年)9月9日
主事業
PC&サーバー及びシステムソリューション商品、サポート&サービス商品の販売並びに修理及びこれらに関連して使用される付属部品(消耗品)の販売など
URL
http://www.toshiba-tie.co.jp/

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